top of page

言葉が出ない…。その前に見る発達の土台

更新日:7月10日

「ことばが出ない」「発語が少ない」といったご相談を多くいただきます。

しかし、言葉の発達は単に「言語訓練」を行えば伸びるものではありません。


FCCキッズ東船橋では、代表の桑田がさまざまな文献や臨床経験をもとに考案した「発達のピラミッド」に基づいた支援を行っています。


このピラミッドは、感覚統合の理論を参考にしながら、子どもの発達を土台から積み上げていくことの重要性を示しています。


具体的には、ピラミッドの最下層には「感覚の統合」があり、そこから「姿勢・運動」「注意・情緒」「対人関係」「思考・言語」と発達が積み重なっていきます。


つまり、言葉の発達はこのピラミッドの上層に位置しており、土台となる感覚や身体の発達が整っていなければ、言葉の発達も難しくなるのです。


たとえば、じっと座って話を聞くのが難しい、視線が合いづらい、音に敏感すぎるといった特性があると、「言葉を教える」だけではうまく届きません。


だからこそ、FCCキッズ東船橋では「言語訓練」の前に“土台”を整える支援を重視しています。


子どもたちが安心して活動に取り組めるよう、環境やスケジュールの整備にも力を入れています。


言葉を育てるには、ことば以前の“からだとこころの準備”が必要です。


焦らず、順を追って。一つひとつの力を積み重ねることが、結果として「ことば」につながっていきます。


FCCキッズ東船橋では、保護者の方と一緒にそのステップを丁寧に歩んでいきます。


どうぞ安心して、ご相談ください。


心理士 香川



ree

コメント


2025 児童発達支援事業所 早期支援専門特化型サービス FCCキッズ東船橋

©合同会社ファミリーコミュニケーションケアセンターFCC

bottom of page